畑と住宅の中にポツンとある「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」。
高い建物もなく自然にあふれたこの公園では、せわしない毎日を忘れるほどのんびり過ごせます。
「どんな景色が見れるの?」
「遊ぶ場所の広さは?遊具は?」
「小さい子どもがいても大丈夫?」
この記事では色んな疑問にお答えできるよう、実際に足を運んで「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の魅力や設備についてお伝えします。
柏市内で観光場所を探している方、子どもが遊べる場所を探している方はぜひご覧ください。
Contents
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の楽しみどころ
「安らぎ、余暇利用のための快適な空間の提供や、美しい自然の風景と景観などの趣や味わいを楽しむ公園」として設置された「あげぼの山公園・あけぼの山農業公園」。
最寄り駅から約2㎞、都市部を離れたのどかな景色の真ん中にあります(徒歩で行くのはキツイ)。
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」はこんなところ
- 風車や四季の花(チューリップ、ヒマワリ、コスモスなど)が植えられている
- 本格的な茶室のある日本庭園や水生植物園などの設置
- 市民農園や農産物直売所など「農業」とも触れ合える
原付に乗りながら「ほんとにこんな所にあるのかな~」と思っていたら、少し古びた看板に誘われてたどり着きました。
広大な敷地を持つ「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」には、たくさんの「楽しみどころ」があります。
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」のポイント
- 畑や住宅の中にポツンとある「自然・農に触れあえる公園」
- お花畑・風車から日本庭園・お寺まで見どころ満載
- 無料で遊べる広場はもちろんのこと、収穫体験&バーベキュー、いちご・みかん狩りなどのアクティビティも
高い建物が全くないところにあるので、遠くまで景色が見渡せて天気がいいと筑波山も見えるんですよ。
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の見どころやアクティビティなど
畑や住宅の中にポツンとある「自然・農と触れ合える公園」
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」が持つ最大の魅力は、「自然と農に触れ合える」というところです。
都心部にある公園の多くは綺麗に整備されている分、木や土の匂いであったり、野菜などの泥くささというのはありません。
しかしこちらの公園ではアップダウンのある「さくら山」や「布施弁天」、農と触れ合える「トマトハウス」や「べジQ~農家食堂」、「市民農園」などがあります。
▲市民農園の風景
たしかに階段の登り降りが大変だったり、汚れてしまったりするかもしれませんが、きっと自然で遊ぶ楽しさや農作物への興味に気づくきっかけになるんじゃないかと。
お花畑・風車から日本庭園・お寺まで見どころ満載
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」には「お花畑と風車」や「さくら山」、「日本庭園」、「布施弁天」など見どころが満載です!
お花畑と風車
春にはチューリップ、夏にはヒマワリ、秋・冬にはコスモスと、四季折々で風車とお花畑の素敵な景色を見させてくれます。
ちなみに私が行ったのは春で、チューリップの季節には少し早い3月下旬でしたが、彩りのある風景が見れて大満足です。
さくら山
小高い「さくら山」を登ると、名前の通り季節によっては満開の桜を楽しめます。
またお花畑や日本庭園を見渡すこともでき、天気が良ければ展望台から筑波山も見られるかも。
小高いといっても登るには体力を使いますので、いい運動にもなりますね。
日本庭園
ふるさと広場やさくら山など子どもが走り回れる場所もあれば、ゆっくりと景色を楽しみながら歩ける「日本庭園」もあるのです。
一周するのには20分ほど歩き、疲れたら休むスペースもあります。
ふるさと広場やべジQで楽しんじゃおう
お花畑や日本庭園など「見る」を楽しむだけでなく、もちろん子どもが思いっきり遊べる広場もあります。
駆け回れる広いスペースに加えて遊具もいくつかありますし、そもそも公園自体とても広いので歩き回るだけで遊び疲れてしまうでしょう。
私の場合は急ぎ足で回っていたものの、全て見るのに1時間半ほどかかってしまいました。
また「農に触れあえる」公園ですので、収穫した農作物を食べられる「べジQ」や新鮮な野菜が売っている「トマトハウス」、公園の周りではいちご狩り・みかん狩りなども楽しめます。
次は周りの農家さんの人たちに会うのもいいなあ。
周りの農家情報はこんな感じ(広域マップ参照)。
お花スケジュールやイベント
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」にはお花畑以外の他に、バラ園や梅園、あじさい通りなど、四季を彩るお花たちを見ることができます。
あけぼの山の四季を彩りお花たちスケジュール
花の名前 | 春 | 夏 | 秋・冬 |
寒緋桜 | 3月中旬-3月下旬 | ||
チューリップ | 4月上旬-4月下旬 | ||
カタクリ | 3月下旬-4月中旬 | ||
バラ | 4月中旬-5月中旬 | ||
ブラシの木 | 5月中旬- | 6月下旬 | |
あじさい | 6月上旬-7月中旬 | ||
ひまわり | 7月中旬-8月上旬 | ||
キツネ | 8月上旬-9月上旬 | ||
彼岸花 | 9月中旬- | 10月上旬 | |
コスモス | 10月上旬-10月下旬 | ||
皇帝ダリア | 11月中旬-11月下旬 | ||
日本すいせん | 12月中旬-1月下旬 | ||
梅・ロウバイ | 1月中旬-3月上旬 | ||
ツバキ | 2月中旬-3月下旬 |
一面のひまわりやコスモス、あじさい・・・みたいなあ。
他にも青空市・あけぼの市といった定期的に開催されるイベントや、毎月違うテーマで開催される講座があります。
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」でのイベント・講座
青空市 | 飲食店が立ち並ぶイベント、5月と10月に開催予定 |
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あけぼの市 | フリーマーケット、5月と10月に開催予定 |
講座 | 講座例:鯉のぼり作り、いちご狩り&いちご大福作り、ブルーベリー狩り&アイス作り、梅干し作り&梅ジュース作り、絵本作り、トマトの収穫&自由研究向け実験、親子そば打ち講座、コスモス摘み取り&ハーバーリウム作りなど |
もっと詳しいことを知りたい方はこちらから
わたしはコスモスが好きなので、ぜひ「コスモス摘み取り&ハーバーリウム作り」に参加したいです。
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の施設状況
基本情報
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の基本情報
名称 | あけぼの山公園・あけぼの山農業公園 |
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所在地 | 〒277-0825 千葉県柏市布施2005-2 |
アクセス | バスの場合⇒JR我孫子駅から「あけぼの山公園入口行き」に乗り「終点」で降車、JR柏駅から「三井団地行き・布施弁天行き」に乗り「土谷津入り口」で降車 車の場合⇒常盤道柏ICから約8㎞ |
敷地面積 | 約24ヘクタール |
施設一覧 | 本館、白百合の滝、売店・キッズルーム、べジQ/農家食堂、ふるさと広場・遊具、花畑、風車、ハス池、芝生広場、加工実習館、日本庭園と柏泉亭、一茶の句碑、さくら山、水生植物園、トマトハウス、布施弁天 |
駐車場数 | 約500台 |
ペット | 禁止 |
管理組織 | あけぼの山パートナーズ、(一財)柏市まちづくり公社、西武造園㈱ |
公式HP | http://www.akebonoyama-nougyoukouen.jp/ |
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」の良いなと思ったのは、駐車場が大小で点在しているところです。
本館前にあったり、お花畑・風車付近にあったり、布施弁天・日本庭園にあったり、さくら山にあったりと、目的の場所に合わせて利用する駐車場を決めるといいでしょう。
利用料金
べジQ 農家食堂 |
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その他施設 | 施設利用をする場合の料金はこちらから |
広場やキッズルームの利用、お花畑・風車や布施弁天・日本庭園の観覧などは基本無料ですが、加工会館やその他施設を使う場合は料金がかかります。
小さなお子様とご一緒の場合
公園の中央にある「売店 三休」には、授乳室やベビーカー置き場、キッズルームなどがあります。
授乳室はカーテンで遮られる造りとなっていて、完全に閉め切りというわけではありません。
公園内にはいくつもトイレがあり、だいたいは「オムツ交換台」が設置されています。
車椅子をご利用の場合
車椅子の貸し出しはしていて、入り口付近にある「本館」で申し込むことができます。
公園内の道については「さくら山」と「布施弁天」を除けば、ほとんど車椅子でも通行可能です。
ただ地面が土のところもあるので、運転はしづらいかもしれません。
「さくら山」については登ることはできませんが近くに駐車場があるので、広場や展望台に行くことはできます。
「布施弁天」は坂が急なので、車椅子を押すのはキツイかと思われます。
おわりに
「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」にきて初めて、柏が農業も盛んであることを知りました。
柏駅付近のイメージが強かったのですが、都市部を離れると自然が広がっていて良いところだと再認識。
「柏を楽しみたい」「季節を感じたい」「子どもを自然と遊ばせたい」
そんな方にこそぜひ、「あけぼの山公園・あけぼの山農業公園」へ行ってほしいです!